アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

duolingoのベトナム語コースを再開してみた

duolingoで英語からベトナム語を学ぶコースを再開した。完全に独学なので難しい。1日1レッスンをやるだけでかなり疲れる。それでもベトナム語には漢語系語彙がかなりたくさんあり、元々韓国語と中国語を勉強したことのある人間にとっては関連性を随所に感じられてかなりおもしろい。


これは裏返せば、ベトナムは約1000年間、中国の支配下にあり大きな影響を受け続けたことをも意味している。それはベトナムにとって幸せなことなのか悲しいことなのか、それはわからない。(それだけではなく、文法的にベトナム語と中国語はそもそも似ているところが非常に多いので、ベトナム語は漢語系語彙を取り入れやすい下地があったというのもあると思われる)


ベトナム語は「オーストロアジア語族」に属するとされており、姉妹言語にはクメール語カンボジア公用語)がある。ベトナム語とクレーム語では基礎語彙などで対応関係があるらしい。そしてクメール語は中国語の影響を受けておらず漢語系語彙が入っていないみたい(?)。一方でベトナム語は、地理的・歴史的に中国語の影響を受けつづけて中華風味が激増した言語のような感じがする。


そんな小難しい理屈を考えてみても、やっぱりベトナム語は難しいという事実は変わらない。文法はかなりシンプルなのでありがたいが、発音と人称代名詞がえげつない。毎日1レッスン、ポチポチduolingoをやるかぁ。


そういえばduolingoの連続記録がもうすぐで500日になる。


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