アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

仕事

Better an oops than a what if. / 日本語に訳されていないことわざ

Better an oops than a what if. 昨年のアメリカ出張で買ってきたお菓子の袋に書かれていたメッセージだ。パッと見では意味が分からない。 oopsは「あちゃ〜」、what ifは「もしも〜」。「もしも〜」よりも「あちゃ〜」の方が良いよ。つまり、悩んでいるより…

働きざかりの語学離れ

働きざかりという感じがする。仕事がなかなか忙しい。 以前は「やらされ仕事」が多く、本当にうんざりしていた。決められた型枠の中で、少しでも穴があると、鬼の首を取ったかのようによってたかって叩かれる。しかし叩く側がミスしてもそれは軽く流されると…

AIと言語

これまた大層なタイトルをつけてしまった。AIが庶民の手に触れられるようになってひさしい。こういったものをどこまで使用するのか、どこで使用を控えるのかは、各人の好みや判断によるところが大きいだろう。自分自身を振り返ってみると、意外と部分的にAI…

米帝に魂を売りました

あけましておめでとうございます。新年早々なにやら不穏なタイトルをつけてしまった。 しばらく外国語から離れていたが、のそのそと再開しはじめている。当ブログは「アジアのお箸」と銘打っているとおり、アジア圏の言語を中心にしている。しかしながら、今…

外国語をもう聞きたくもなくなってしまった

(アメリカ出張編その11) ↑ロサンゼルスの海岸線を飛行機から。ここから日本まで地獄の12時間フライトが始まる。 サンフランシスコ・ロサンゼルスと回って、なんとか無事に出張を終え日本に帰ってきた。気づいたのだがやっぱり住み慣れた日本が一番ラクだ…

アメリカの英語にほんの少しだけ慣れた

(アメリカ出張編その9) 何日もアメリカでアメリカ人と英語で必死にやりあっていると、ほんの少しだけ、ネイティブのスピードでも聞き取れるようになった。これはちょびっと自信になった。それでも知らない単語や知らない表現があるとからっきしダメ。はっ…

気づかずに治安の悪い場所に行きかけた話

(アメリカ出張編その7) 取引先と昼飯でも、となり、Googleマップで調べた店に行こうとした。車でその店の前まで来た。すると取引先の人(アメリカ人)は「このあたりの雰囲気は好きではない。やめよう」といってその場を去った。 アメリカは貧富の差が激…

Xing Ped って何?

(アメリカ出張編その4)アメリカについてからなるべく毎日レンタカーに乗って運転の練習をするようにしている。といっても中距離を走るのは怖いので、短距離から練習している。道路で時々見かけるのがこちらの文言。"Xing Ped"なんなんだろう? 中華系の人…

アメリカのチェーン中華 "Panda Express"はまずかった

(アメリカ出張編その3)アメリカにはチェーンの中華料理店があり、Panda Expressという。パンダの絵が印象的だ。以前から一度食べてみたかった。フードコートにあり、それなりに行列ができていた。これは期待できる。 出来上がっているメニューから好きな…

ヘロヘロになりながらレンタカーに挑戦

(アメリカ出張編その2)アメリカの空港に着いた。アメリカに来るのは2回目。今回はレンタカーを借りて自分で運転しろと言われた。どんなスパルタな出張やねん。たしかにアメリカは極度の車社会で、車がないと移動が厳しい。場所によっては車以外の移動手…

大丈夫か?関空の出国体制・・・

(アメリカ出張編その1) 出張でアメリカに行くことになり、感じたことをご紹介させていただくのでしばらくお付き合いのほどお願いします。さて出発は関空(関西国際空港)。コロナ禍後に海外に出るのは初めてだった。まず関空の3階で現地に持っていくお土…

アメリカ西海岸へ

仕事でアメリカの西海岸の方に出張してきました。コロナ後、初めての海外です。仕事はなかなかうまくいかずとても疲れましたが、合間をぬって色々この目で見てきました。明日からブログでご紹介していきますのでよろしくお願いします。

「もっと苦労してください」と言われた。

職場の大先輩が引退することになった。大変お世話になった方だった。最後にこのようなことをおっしゃった。 「女には子供を産み育てるという苦しみと達成感がある。しかし男にはそれがない。ぼーっと生きていても、自分が60歳、70歳になったときに人生に果た…

東京に行って中国料理を食べる

ヘトヘトになりながらも東京出張に行くことがある。ふと気づいたのだが東京に行くと中国料理店に連れて行ってもらう確率が少なくないような気がする。日本人向けなのだが、中華系の人がやっているというような店だ。 私の住んでいる大阪よりも、東京の方が中…

オーストラリアからの訪問その4

オーストラリアの来客は、日本の労働環境のひどさもよく知っていた。ワークライフバランスを考えなさい、働くために生きているのではなく、生きるために働くのだよ、と。以前にドイツ人と話した時も、会社で取得できる長期休暇の重要性を何度も語っていた。 …

オーストラリアからの訪問その3

氏は日本の大学で働いていたから、日本の労働環境の異様さについても、身をもって経験していた。 「教授会」が開かれるが、出席している先生には3パターンがあったという。1つ目は、非常に饒舌で色々なことをまくしたてる人。話している内容が難しいのだが…

海外出張?

仕事で久しぶりに海外出張にいくことになりそう。 コロナ前には数回行ったことがあるのだが、まあよくもわるくも「イレギュラー」の仕事だった。会社の金で外国に行けるのはいいのだが、旅行とはまったく違うので、はっきりいってしんどいことのほうがはるか…

ラジオ講座が休講になって喜んでしまう私

はぁ~、ラジオ講座「まいにち中国語」を聞かないといけないのにまだ聞けていないなぁ、と思っていたら、妻から「今週は全部再放送やで」と言われた。テキストを見てみるとたしかに再放送だった。そうかお盆休みだからか。おもわず「やった」と言ってしまっ…

語学でウジウジ悩めるのは、心に余裕がある状態ということ。

最近、新しい仕事を0から覚えないといけなくなったところに、別の仕事の担当にもなって、しかもイレギュラーやトラブルが連発するという状況になっている。 こうなると頭はもう仕事をどう処理していこうかでいっぱいいっぱいになる。 仕事が落ち着いている…

【貿易英語】revert

前回に続いて貿易英語をご紹介。(貿易に限らずビジネス一般で使われているかもしれない) メールの返信をすることを、普通はreplyというが、一部の人はrevertという。 revertには「元の状態に戻る」というニュアンスがあり、単に「返す」というわけではない…

【貿易英語】FYA

以前、貿易の世界のほんの端っこの方にいた。しばらく離れていたが、またその世界に戻ることになった。そこは、学校で学ぶ英語とはひとあじちがう、「貿易英語」が飛び交う世界・・・。FYIやFYRという貿易英語については以前にご紹介した。FYIはFor your inf…

【労働】と【労動】、そしてメーデーについて

【労働】は日本語では【働】の字を書くが、中韓越では【動(动)】となる。【働】は日本独自の漢字で、中韓越では使われない。 日本語 ろうどう【労働】 中国語(普通話) láodòng【劳动】 劳动节 láodòngjié (メーデー) 韓国語 노동【勞動】 노동은 상품이 …

【貿易英語の思い出】2種類のPOD

貿易英語には略語が多いが、PODという言葉は2種類の意味で見たことがある。 1つ目は、Port of dischargeの略で、日本語で言うと「揚げ港」。船から荷物を揚げる港のこと。対義語はPOLでPort of loading。日本語で言うと「積み港」。 2つ目は、Proof of del…

【貿易英語の思い出】Fyi

貿易関連業務をし始めて、海外から"Fyi, ...."で始まるメールが届いた。 「ファィ!?」 実はこれ、For your informationの略で、ご参考までに、というような意味らしい。 貿易以外の世界でも使うのかもしれないが、初めてみたときは面食らった。 類型で、Fy…

【貿易英語の思い出】vanning, devanning

海上貨物の輸出入の取扱の仕事をしていた。海上貨物は多くの場合、海上コンテナと呼ばれる大きな箱に入れて船に載せて運ばれる。そのコンテナに荷物を入れていくことをvanning(バンニング)、コンテナから荷物を出していくことをdevanning(デバンニング)…

【貿易英語の思い出】欧米のFOBには要注意

最後にFOB(Free On Board)をみる。これはインコタームズでは、製品を輸出港で船に載せたところで、売り主から買い主に引き渡される的な意味とされている(厳密には少し違うが)。 しかし、アメリカや、ヨーロッパの一部では、そうではなくて事実上EXW(ex …

【貿易英語の思い出】CFR, C&F, CNF インコタームズにはあるけれど

インコタームズにはバージョンがいくつかあり、年度ごとに結構違う。最近のものにはCFRというものがあるが、こちらよりは昔のC&Fのほうがわかりやすい。 私が最初に教わったときは、C&Fはcost & freightのことだと言われた。ここでのcostはFOB価格のことであ…

【貿易英語の思い出】FOT, FOR インコタームズにない貿易条件

前回、インコタームズにない貿易条件であるex go downをお話しした。今回は別のものをご紹介する。 FOT(Free On Truck)──日本語でいうところの「車上渡し」だ。売り主が製品をトラックに載せて指定場所まで配送するが、トラックからの荷降ろしは買い主がや…

【貿易英語の思い出】ex go down インコタームズにない貿易条件

輸出入をするときには貿易条件というものがある。非常に簡単に言うと売り主と買い主がどこで商品を受け渡しするか、売り主がどこまで費用を負担するかということ(合っていますよね?)。 例えば、日本の工場で作られた製品を船に乗せてドイツの倉庫まで輸送…

【貿易英語の思い出】chop

マレーシアからのメールで、chopとあった。空手チョップではない。ハンコ(スタンプ)のことらしい。初見ではまずわからないですよね。ネットで調べてみると、アジア圏の印章のことを指すようだ。ヒンディー語やマレー語から来ているとのこと。"In the weste…