アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

【総数】ということば

【総数】も日中韓越で共通しています。こういうことばは意外と多い。

日本語
 そうすう【総数】

中国語(普通話
  zǒngshù【总数】
  你能帮我算一下总数吗?我怎么也算不出来。
  nĭ néng bāng wŏ suàn yīxià zŏngshù ma ? wŏ zĕnme yĕ suàn bù chūlái 。
  (あなたは私が総数をちょっと計算するのを手伝ってくれますか?私はどうやっても計算できないです。)

韓国語
 총수【總數】
  당신은 나를 도와 총수를 한 번 계산할 수 있습니까?나는 아무리 해도 계산할 수가 없습니다.
  (あたなは私を助けて総数を一度計算することができますか?私はどうやっても計算することができません。)

ベトナム語
 tổng số【總數】
  Tổng số là bao nhiêu?
  (総数はいくらですか?)

duolingoのベトナム語のコースではいきなりこのtổng sốという単語が出てきて、欧米人とおもわれる方々から不平不満のコメントがたくさん書かれている。しかし漢字になおして考えてみるとスッと理解できる。我らが漢字文化圏のメリットだ。欧米の方々には申し訳ない。

ところで韓国語の例文は中国語を韓国語に翻訳したものなので、少し不自然な韓国語のようにも思われる。中国語と韓国語を短時間でいっしょくたに触れるためにオンライン中韓辞典で例文を探しているのだが、それも一長一短なのかもしれない。

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