言語好きなら、下の表は一度はみたことがあるのではなかろうか。
(画像はWikipediaから拝借)
こちらは国際音声記号(IPA)での母音の表記を、口の動きに合わせて並べたものだ。───といってもあまりピンとこないかもしれない。
私も学生時代に音声学の授業を受けてこの表を習ったのだが、まったく腑に落ちなかった。「本当に母音ってこういう仕組みで発音されているの?」というのがまず直観的に感じたことだった。
ずっとモヤモヤしたままだったが、先日たまたまYoutubeでこの表を解説しているにいちゃんをみかけた。
このにいちゃんの説明、今まで聞いたもの中で一番分かりやすいのじゃないかな。
例の表の上と下の違いは、今までは「口の開き具合」と習ったがいまいちピンとこなかった。
しかしこのにいちゃんは「口蓋(口の中の上の天井)と舌の隙間の開き具合」と説明してくれて、ストンと理解することができた。
新しい言語を学ぶ上では音声学の知識も役に立つ。これを利用しない手はない。