最近夢中になっている「中国音韻学」。日中韓越の漢字音の歴史的なつながりを知るためには、この学問は欠かせない。しかし専門用語のオンパレードで、正直言ってめちゃくちゃ難しい。
色々と専門書をながめてみたり、ネットで調べたりしていると、ネット上で無料公開されている下記の資料にたどり着いた。
KOTONOHA単刊 音韻学入門
http://www.for.aichi-pu.ac.jp/museum/pdf/maegaki.pdf
http://www.for.aichi-pu.ac.jp/museum/pdf/oningaku.pdf
もともと富山大学で行われた授業のテキストを、愛知県立大学の関係サイトで無料で公開されているものだ。このテキストと、あとは別のサイトで無料公開されている「広韻」や「韻鏡」といった古典資料をみながら、自分で独習できるようだ。わざわざ大学に通いなおさなくてもいい。私のような身にとってこれは本当にありがたい。
実際に取り組んでみると・・・これがかなりめんどくさい ^^; ところどころ飛ばしてしまいます ^^; ・・・しかし専門書を読んでも訳が分からなかったことが、ほんの少しずつだけれどもなんとなくわかるという手ごたえは確かに感じる。そして同時に、中国音韻学というものが、とてつもない沼であることもひしひしと感じてしまう。
・・・とにかくしばらく、この沼でおぼれてみようかなぁ。
↓こちらのブログも見つけました。最近更新されていなくて残念。
fayinwanlu.blogspot.com