たまに機会があると、外国料理に挑戦してみたくなる。今回は台湾料理屋に飛び込んで、bànmiàn【拌面(拌麵)】というものを頼んでみた。【拌】は日本語の【攪拌(かくはん)】ということばで使われているな、などと思い返す。
おそらく【拌面】にはいろいろなバリエーションがあるのだろうが、今回出てきたのは麺にごまダレをあえたもの。麺は細くてかなりコシがあり、なかなかおいしい。味は少し辛くてほんのり酸味がある。ごまダレに少し旨味成分があるが、日本の料理ほど旨味は強くない。あくまでごま味と辛味がメインだ。日本料理とは違う。
───食べているとどんどん口の中が辛くなってきた。ちょっと苦しい。日本料理とは違って辛さが遠慮なく責め立ててくる。つらい。
というわけで「拌面」は、中華風のまぜ麺、というかあえ麺? のようなものでした。日本の麺料理とどことなく似ているようでいて、やっぱり異国の料理。これを日本人向けの味付けにしたら結構いけるかも。今度作ってみようかなぁ。
↑さわやかそうな見た目とは裏腹に、徐々に口の中が辛くなってくる。