アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

ジャージャー麺 中国 韓国 食べ比べ ②韓国風

昨日の投稿では中国風ジャージャー麺をいただきました。さて今回は韓国風ジャージャー麺です。

 

韓国版ジャージャー麺
名称:짜장면(チャジャンミョン)

 

 

大阪の某韓国系チェーン店でいただきました。真っ黒です。とにかくソースが真っ黒。見た目からして中国版とは全く異なります。

 

さてお味は・・・。うん、そこまで私の口に合わない^^;  黒いソースはけっこう甘みが強くて、あんまりおいしくはない・・・。まぁ異国の料理なので当たり前といえば当たり前ですね。ひたすら無心になって黒い物を口に運びます。ひたすらひたすら、もぐもぐもぐ。しばらく食べているとようやく口が慣れてきました。

 

実はこの짜장면(チャジャンミョン)は、昔、韓国のローカル店に連れて行ってもらって食べたのが初めてです。そのとき、真っ黒なソースが正直全然美味しくなかったこと(失礼!)がなかなか強烈に印象に残りました。これもまたひとつの食体験。

 

この짜장면(チャジャンミョン)ですが、普通の韓国料理とは違い、「韓国中華」と呼ばれるジャンルだそうです。日本の中華料理は中国の味とは異なる日本独自の味であることは有名ですが、「韓国中華」も中国の味とは異なり、韓国独自に進化した中華料理です。この真っ黒で妙に甘ったるいソースが、韓国の人々の味覚には合うのでしょうね。

 

さてジャージャー麺の中国韓国食べ比べ企画でしたが、結果は個人的には中国版に軍配が上がりました! しかしこれはただ単に食べる人の味の好みです。文化に優劣はありません。どちらも一度は食べてみる価値はあるのかなと思います。食べたことのない方はぜひ両方ともチャレンジしてみてください。