アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

興味のある他の言語

前々回の投稿につながるが、今学んでいる言語以外にも興味があるものがいくつもある。


マレー語
 マレーシアに1度だけいったことがあるが、マレー・英国・中華・インド・イスラム、色々な文化が混在していて、観光地としては非常にわくわくする国だと感じた。気候も身体に合う気がする。もし独身だったら移住してみたかったかも。
 マレー語はマラッカ海峡周辺の交易の共通語(リンガフランカ)だった、という歴史にもロマンを感じる。
おとなりのインドネシア語も、マレー語から作られたので、細かい単語の違い程度しかないという。
 韓国語とならんで日本人にとって最も簡単で学びやすい言語らしいので、手を出してみたい気がする。


広東語・閩南語・(潮汕語)・客家語
 中国の普通話でない言語。
入声(語末の -p, -t, -k )が保存されているなど、日韓越の漢字音と共通性が高いので興味がわく。
 標準化されていない言語なので(話し言葉がベースとなっており、なおかつ地域差があり、何が標準語か決められていないらしい)、学び方が難しいかもしれない。
 duolingoで普通話から広東語(粤語)を学ぶコースがあり、少しだけ試してみたが、普通話と広東語が混ざって私の頭が大混乱をきたし、そそくさと退散した。


モンゴル語・シベ語・トルコ語
 いわゆる仮説としての「ウラル・アルタイ語族」の中に入るとされている。この説は現在ではおおむね否定されているが、文法面での類似性があるのは間違いないだろう。日本語や韓国語もこの中に入ると仮説では言われていた。
 日本語母語話者でなおかつ韓国語を学んだ身としては、そこからさらに足をのばして、いわゆる「ウラル・アルタイ」の世界をのぞいてみたい気がする。
 なおシベ語は、満州語の兄弟のような言語で、満州語は残念ながらほぼ消滅しているため、その代用として考えている。
 日本から、朝鮮、満州、モンゴル、アルタイ地方、トルコと、ユーラシア大陸を東から西へ、言葉の類似性を辿っていきたいという感覚がある。


興味は色々とあるが、いかんせん自分のおつむに限界があり、手を出せずにいる。
とはいっても、人生は一度きり。後悔のないようにしたい。