アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

【貿易英語の思い出】CFR, C&F, CNF インコタームズにはあるけれど

インコタームズにはバージョンがいくつかあり、年度ごとに結構違う。最近のものにはCFRというものがあるが、こちらよりは昔のC&Fのほうがわかりやすい。

 

私が最初に教わったときは、C&Fはcost & freightのことだと言われた。ここでのcostはFOB価格のことであり、そこにfreight(海上運賃等)を足したものがC&Fであるとのこと。実務をする上では非常にシンプルでわかりやすい(やや専門的な話が続いて申し訳ない)。

そのC&FがなぜCFRに変わったのかというと、キーボードを打つときに&を打つのがめんどくさいからCFRに変えたという。しかしながら例によって実務ではC&Fはまだまだよく使われる。不慣れなCFRに変えるよりも、昔ながらのC&Fでがんばって&を打ち続ける方が楽ということ?

一度だけ、CNFとかかれた輸入書類をみたことがある。調べてみるとC&Fの&をNに書き換えたものらしかった。ロックンロールの真ん中のnのようでおもしろい。

 

またさらに次回に続く。