アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

【変化】をなんというか

今回は日中韓越で共通するものを。

 

日本語

へんか【変化】

 

中国語(普通話

bian4hua4【变化】

 那里的天气变化很大。(そこの天気は非常に変わりやすい)

 

韓国語

변화【変化】

 말은 시대와 함께 변화해 간다.(言葉は時代とともに変化していく。)

 

ベトナム語

Biến hoá 【変化】

 (私のベトナム語力の不足により例文なし)

 

日本語だけ子音の発音がズレていることに気づく。しかしこれにはきちんとした理由がある。

日本語の「へん」の頭のハ行は、昔の日本語の発音ではパ行だった。そのことを考えると、他言語と同じく唇を閉じる子音だから、他言語と共通している。

日本語の「か」の頭はkの音だが、漢語が日本に入ったとき、hの音が日本語に存在しなかったためやむなくkの音で代用したといわれている。そのことを考えると、やはり他言語と共通する。

「変化」していく言葉を過去にさかのぼっていくと、ちゃんと他言語とつながっている。すばらしい。