アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

【本】を何というか

みなさん本は好きですか?わたしは結構好きです。

 

日本語

ほん【本】

 

中国語(普通話

túshū【图书(図書)】

shū【书(書)】

 

韓国語

책【冊】

 

ベトナム語

Sách【冊】

 

韓越が【冊】で共通しているというパターンですね。今まで、日韓・中越が別々に共通しているパターンを見てきましたので、少し面食らった感があります。発音もどことなく似ています。あえてカタカナで書けば、韓国語はチェク、ベトナム語はサクです(日本漢字音だとサツ)ですね。

【冊】という漢字は、バラバラのものを綴じたものというイメージがあり、まさしく本のことですね。日本語でも【冊子】なんていう単語がありますね。

詳しくは調べていないのですが、おそらく昔の中国語で【冊】が本を意味していたのを、韓国語とベトナム語に導入されたのでしょう。