氏は文系の学者だが、ご自身の専門分野以外に対しても博識であった。文系の内容なので、私の興味関心に重なる部分も多分にあり、非常にお話を聞いていて有意義だった。
たとえばオーストラリアの先住民はどこから来たかは、謎なのだそうだ。近くのインドネシアやオセアニアとはDNAが近くないらしい。なぜかインドの人々とDNAが近いらしい。オーストラリアとインドはかなり離れているのに、どうしてこのようにDNAが近いのかが不明なのだそうだ。どのようにこの人々はインドからオーストラリアに渡ってきたのかも分からないという。
またインドネシアのとある島(忘れた)には、ホモサピエンスとは別の種類の人間(?)らしき生物がわりと最近まで生息していた形跡があるらしい。ヨーロッパの方にもそういう形跡があるらしい。また、ヨーロッパ人(イギリス人?)はネアンデルタール人のDNAが入っているらしい(?)。大昔にホモサピエンスとネアンデルタール人が性交渉をしたそうだ。氏はもともとイギリス生まれで、氏自身は自分の25%はネアンデルタール人だと言っていた。
この辺の話は英語がうまく聞き取れず、ところどころに私の勘違いが含まれるかもしれない。しかしいずれにしても全体的に非常に興味深いお話であった。
次回に続く。いよいよ私の得意分野の「言語」について氏と議論を交わす!!!