アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

【寛敞】と漢文

最近は中国語(普通話)だけにしぼって勉強している。何事も1つに集中した方が効率はいい。ふらふら浮気もせずにコツコツと・・・。それでもときには周辺言語との繋がりを確認してみたくもなる。

 

中国語のテキストで、どうも覚えにくい単語が出てきた。

【宽敞】kuan1chang

建物の内部などの空間が広々としている、という意味らしいが、覚えにくい。

 

日本語・韓国語・ベトナム語を調べたがこの言葉は全くヒットしない。使われていないのだ。

 

そこで次に漢和辞典を引くと、「府寺寛敞」(意味:官舎が広大だ)という例文が出てきた。なるほど、「寛敞」は昔の中国語と現代中国語とでは同じ意味で使われていることが分かる。

 

中学・高校の漢文の授業なんて本当につまらなかった。今も全く興味がわかない。某有名人は漢文の授業なんてやっても意味がないからなくしてしまえとも言っている。・・・それでも、たまには、0.1%くらいは、役に立つのかなあ。