アジアのお箸

中国語・韓国語・ベトナム語・広東語が似ているので同時学習してみるブログ(東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

お祭りの夜店に見る韓国語

今回は番外編。

大阪府枚岡神社の秋祭りにいきまして、夜店をぶらぶらしていたら韓国料理屋台がいくつかありました。

テキ屋って在日コリアンも仕切っているのかなあ、などと想像しつつ、看板に掲げられていたハングルを眺めていました。

 

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電光掲示板ギラギラで、いかにもアジア的なド派手さが異国情緒を漂わせています。

 

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ハッドグ(핫도그)はホットドッグのことですね。左に書いてある일본상륙の意味がなかなか分からなかったのですが、일본は日本だけれども상륙って、、、?サンリュク?無意識に韓国漢字音と日本漢字音の対象を考えていると、、「しゃうりゅく」?「しゃう」は旧仮名遣いの書き方で、現代仮名遣いだと「しょう」、、、そして「りゅく」、、、「しょうりゅく」、、、そうか「じょうりく・上陸」か。일본상륙で「日本上陸」ということかと、1人合点していました。漢字音から類推していくと言葉の意味がわかるのは漢字文化圏の醍醐味ですね。

 

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これがその日本上陸したというチーズハッドグです。ホットドッグの中身がチーズで、全体を油で揚げてあります。あぶらっこかったですがおいしかったです。

 

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韓国スライムというなにやら不思議な店もありました。下のハングルは한국 액체괴물とあり、漢字で書くと「韓国 液体怪物」ですね。スライムを液体怪物と訳すのは和製漢語ならぬ韓国製漢語ですかね。面白い表現だと思います。